新機能を試してみました。まだ全てのユーザーが利用できる状態にはなっていないようです。私のアカウントではブラウザ版から以下の2つが利用可能になっていました。
- Browse with Bing (Beta)
- Advanced Data Analysis (Beta)
- Plugins (Beta)
新機能を利用するにはChatGPT Plusに加入している必要がある
無料アカウントの場合は新機能は利用できません。まだ有料会員であるChatGPT Plusに未加入の場合は先に加入してください。
ブラウザ版とスマホアプリ版では利用可能な機能が異なる
ブラウザ版とスマホアプリ版ではまた利用可能になっている新機能は異なるようです。私の場合はスマホ版では以下の機能のみが利用可能でした。
- Browse with Bing
スマホ版で新機能を利用する方法
スマホ版で新機能を利用するには、…>Settings>New Features
と順にタップしてください。利用可能な機能が一覧されます。
ブラウザ版で新機能を利用する場合
以下のようにGPT-4から選択可能です。
Browse with Bing (Beta)を試してみる
従来のChatGPTでは過去の学習データからしか回答出来ません。直近のことや近い将来のことを聞いてみます。
明日の天気を回答できる
明日の天気を聞いたところ、Webの情報を閲覧した結果を元に回答してくれました。
2023年のアカデミー賞主演女優賞を答えることが出来る
情報ソースを確認することが出来る
緑の引用番号をクリックするとソースとした情報を確認することが可能です。Bingでリアルタイムにブラウジングを行い、その結果から回答してくれているようです。回答の文章は短いですが、回答完了まで10秒程度かかりますので、レスポンスは今後改善されることに期待します。
Googleの検索エンジンはどうなる?
情報を調べる際に今まではとりあえずググるというのが当たり前でした。私自身、ChatGPTがリリースされて以降、以下のような使い分けをしてきました。
- ChatGPTの学習データに含まれない情報の検索: Google
- ちょっとした作業やお手伝いの依頼: ChatGPT
何か作業をお願いする際にChatGPTにとりあえずお願いするという人が今後増えていくと思われます。チャットボットを通じて自然言語で検索が出来るということは新しいことではないのかもしれません。しかし、できるだけ一つの窓口で全て済ませたいと思う人が多いと思いますので、情報を調べる際にもChatGPTにお願いするということが当たり前になっていくのかもしれません。
このように、ChatGPTのような汎用アシスタントを人々が手に入れる時代、人々がGoogleの検索エンジンに新しい利用価値を見出せるよう、さらなる進歩が期待されているように思います。